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TALEX体験レポート/釣人編
由井大久(ゆい・だいきゅう)
1965年生まれ、東京在住。
外資系保険の外務員という
忙しい仕事の傍ら、"桜金造"的
なつりも好きらしい…。木曽川水系
を得意とする渓流のエキスパート
"びっくりするほど、目に優しい! …と体験した人が感動するレンズ。
それが「ザ・レンズTALEX」です。
 当店でサポートさせていただいているフライマンであり、また
TALEX公式ホームページのコミュニティコーナーでもお馴染みの
由井大久プロにレポートいただきました。

天の恵み
 
毎年6月は世間一般ではうっとうしい梅雨が来たと嫌がられる
ことが多い季節である。しかし私たち釣り人にとっては6月がもう
一月欲しいと思うくらいのベストシーズンの到来である。この雨が
魚のモチベーションを上げてくれる要素となりまさに天の恵みである。
 
そんな大好きな6月の声を聞くが早いか東北地方の渓への
釣行を行った。木々が芽吹きを終え、新緑を増す頃である。
ベストシーズンのバロメーターである、フジやタニウツギの花が
林道脇に可憐な花を咲かせ、フィトンチッド一杯の空気を充分
に感じながらの遡行となった。まだ完全には整備されていない
林道を走り渓についた頃は東京から優に6時間は経過していた。
 
早速お気に入りの2番ロッドにラインを通した。今日は昨日降った
雨で増水しているので魚の活性が上がっていることを期待して、
自分にとり有利なフライの選択をした。オレンジのウイングを付けた
10番のホッパーである。増水の為ポイントが限られてしまうがその
代り狙いやすいとも言えそうだ。
 
フライの視認性はこの釣りを左右する大きな要素だ。
新緑の木々に覆われた渓でこの視認性を確保しながら、水面
の乱反射を抑えて釣りをするという必要性がある。また東北の
このシーズンでは大きな魚ほどサイトフィッシングになるケース
も多く、偏光の性能が真価を発揮する事になる。
 
視力の弱い私にとり視界が暗くなる偏光を嫌う事が多かったが、
ラスターブラウンカラーのタレックスの偏光はこうした釣りを非常に
快適にしてくれる。度つきレンズにしている事でよりクリアな視界
がもたらされている。イブニングまでの薄暮や、対岸の暗くなった
巻き返し等でも全く違和感を感じない。
 
最初に入ったポイントは対岸に大きな巻き返しの出来ている
ポイントでグリーンの水色と巻き返しに出来ている泡の状態が
いかにもという場所だった。流心をはさんんで巻きにフライを投じ
ようとした時、ユラッと動く影が見えた。サイズの良いイワナである。
巻きに体をゆだね、水面を見ている角度は完全な臨戦態勢で
ある。70cm上流にフライをフワッと着水させるとゆっくりと浮上し
バッサリと飲み込んだ。ワンテンポおいてバッドで合わせると増水
気味の流心にどんどんと突っ込むファイトを見せた。太い流れに
負けない強さを見せたイワナは優に尺を超えるベストコンディション
の魚だった。
 
写真をとり、リリースすると渓に歓声が響き、振り返ると友人のロット
が曲がっていた。それは新緑の渓での夢のような時間の始まりだった。
 
                            由井 大久
イワナ(34cm)
明るく暖かい視界を保ち、
シャープな色感且つコントラストを高めてくれます。
由井大久釣り方商店
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